青?裸々な日常
2013年3月1日~
第208号 口番のおじさん


3月3日(日)
夕方、私鉄に乗る。
やっぱり外が見えるのは良い。
地下鉄ばかり乗っているので
外が見えるてびっくりした。

3月4日(月)
3月5日(火)
家元宅で温知会の下ざらいをやり、
「そば食うか」の掛け声とともに
砂場に行き
「一杯だけ飲むか」
の号令とともに飲み始めた。

熱燗。

ビール行かずに熱燗。

ビール一杯飲みたいとこだが熱燗。

いやいや
これがなかなか大丈夫だ。
飲んじゃえば大丈夫なんだな。
ビール一杯飲みたいと思うかなと思ったら
思わないのだ。

チャンポンがよくないという。
ビール飲んで焼酎飲んで日本酒飲んでと・・。
これが良くないと。
なぜなら、次のドリンクに変わった途端に一からになってしまうから。
つまり飲みすぎるということだそうだ。

ならば
最初から一品目にすればよいのだと。

そして
昨日偶然にもそれができたわけで。

たしかに悪酔いしない。
結構のんだが大丈夫だ。

ほーー。
最初にビールを飲まずにがんばれると良いな。

3月6日(水)
あら3月6日は鉄駒の誕生日だったかな?

さて、温知会。
昨日酔っ払ったまま家に帰ってぐーたらして寝てしまい今朝になった。
9時30分に家を出て車ん中で昨日の録音を聴く。
10時20分に国立劇場に到着。

口番のオジサンが「はいおはようございます、テツクロさん」
と言った。
びっくりした。
だってマスクしてたんだもの。
マスクしてるとわかんないでしょ。
マスクしてなくてもなかなか気づいてもらえないと思っている僕なのに。
マスクしてんのに
「テツクロさん」
って。

ホロっとしちゃったよ。
このオジサン凄い。
で、僕のスリッパを取ってくれようとしたんだけど、
誰か違う人のが入ってた。
「あら、これテツクロさんのじゃないなぁ、ったくしょうがないですねぇ、ちゃんと出しておいてくれないとねぇ」
と言いながら奥に引っ込んでいった。

「ありましたありました」
と持ってきた黒いスリッパ。
色はだいたいあってたがスリッパに書いてある名前が違った。
「あらっ、違うねぇ、すみません、あとで届けますから」

普通のスリッパをはかせてもらって楽屋入り。
11時から舞台稽古。
舞台稽古行くときには「鉄九郎」と書いてあるスリッパに変わっていた。
いつのまに・・・。

舞台稽古終わると開演まで一時間ちょっとある。
ちょっと仕事したりした。
5月4日のライヴのチラシの最後の詰めに入っている。
文を書かなくてはいけないのだ。
しばし考える時間。

そんなことしているうちに開演となる。
「廓丹前」
家元・僕・忠一郎・直矢の三味線四挺。
無事に終わり帰路につく。
家についたらさっそく仕事。
さっきの文を書いたり雑用したり。
夕方になると鉄六となっちゃんが来た。
四月の松永会でやる「菖蒲浴衣」のお稽古。
もう何度目だろ?
とにかく回数合わせてやっていくことが近道。

3月8日(金)
一つ出来るようになると
その先に行きたがる。
そう書くと生意気なようだが
それを向上心と言い
立派な心構えなのである。
そうでなければ行けない。

ただ時々困ったことになるのは
先に行こうとしたために
出来るようになったひとつを見失うことである。
この場合
出来るようになったひとつとは言っていたが
たまたま出来ていたひとつだったのだろう。

だけど
そんなこと気がつかない

3月9日(土)
昨夜からの花粉は今日も健在だ。
いやいや、くしゃみがなーーー。
そんな中朝からお稽古です。

外は20℃を越えているそうな。
お弟子さんたちが暑い暑いというので
ドライをつけております。

お稽古が意外に早く終わったので
軽く買い物がてら打ちっぱなしの前を通ったら
あれ?
空いてるなぁ。

土曜日なのに。

土日は行かないようにしているのだ。
混んでますからね。

空いてるなんて。

というわけで
寄ってみたわけで。

3月10日(日)
あれ?
涼しいな。
これから暖かくなるのかな?
今朝も宇太に起こされた。
毎朝だ。
今は7時前だな、だいたい7時くらいかな。
そのあたりの時間になるとベッドに上ってくる。
これが夏になると6時前になる。

してみると
今は宇太の中で冬時間なのだろう。
そう思うとおもしろいものだ。
今朝はベッドの端にジッと座っていた。
これはなかなか珍しい。
だいたい寝ているのである。
座っていたのだ。
目を開けたら目が合う。
「おはよう」
「ニャー」
今朝はそんなに騒がない。

起きて稽古場に行く。
宇太も入る。
廊下でドタッと音がした。
「あら?伽羅か?」
「ニャー」

珍しいな。
伽羅が一階に下りてくるのは。
伽羅が来るということはよっぽどお腹すいてるのかな。
二階に行きご飯の支度をした。
今朝は仲良く食べていた。


3月12日(火)
つかんだと思ったものが
実はあんまりつかんでなくて、なんやったら
「え?何かつかんでたっけ?」
みたいな状態だったりすると結構ショックだ。
ははは、そりゃそうだろ。

さあ、こんどはちゃんとつかんだぞ。
大丈夫だぞ。
頭をゆすっても忘れそうもない。
明日になっても大丈夫そうだ。


3月13日(水)
小田急線の下北沢のあたりが地下になるのかー。
あのあたりの九つの踏み切りが必要なくなると。
ほほぉ、開かなかったものなぁ、あの踏切。
いやいや便利になりますなぁ。
今年、夏くらいかな?
下北沢に通うのは。
楽しみである。

今日は風が強い。
お稽古日である。
お弟子さんたち大丈夫かな。

今朝は6時に宇太がベッドに来たらしい。
もう夏時間になっているようだ。
7時すぎがいいなぁ。

起床してからは彼らの水を飲み場をきれいにした。
伽羅がずーっとそばで見ている。
ニャーニャー言いながら。
ほんとに何かしゃべってるんだろな。
そうとしか思えない。


3月14日(木)
昨夜は、雨が降ってるなと思いながら寝た。
5時に宇太がお腹に昇ったとき
まだ雨の音はしていた。
7時くらいまで
なんだかんだとバタバタする宇太。
7時を過ぎるとベッドの端で寝る。
僕もやっと寝れる。
その時に見る夢は
いやな夢が多い。
事故を起こしたり、借金で困ってたり、人をものすごい勢い で裏切ったりと。
今朝もそんな似たような夢を二つ見た。
8時前には起きる
そしてベッドの端で寝ている宇太を起こす。

夜は久しぶりに
にぎわい座の志の輔独演会にお邪魔した。
電話ではちょくちょく話はさせていただいているが
会うのはパルコの翌日のゴルフ以来。
丸々1ヶ月はお会いしていなかったわけでなんだかとても嬉 しかった。
地元に帰った感じみたいな。

こういう空間があるということがありがたいことなのだ。

3月15日(金)
娘が徹夜でレポートを書いた娘が
クッキーの材料を買いたいと言い出した。

お前
何時だと思ってんだ。
9時だぜ
どこのだってやってないよと
言ったら
イオンならやってるという

んなバカな

来てみたら
なんと7時からやってる
スゲー

3月16日(土)
出ている音は違うかもしれない。
という疑問を持った時、
その人は音楽がうまくなるだろう。
まずはそこからだ。
それがわからないと出したい音にたどりつけない。

3月17日(日)
本日は日曜日、そして稽古日。
意外にすいている。

3月19日(火)
暖かい春の日
という言葉がぴったりな日だ。

朝から出かけて今から帰る
私鉄に。
今日は半袖でも良いな。
いや、半袖だな。
冬の沖縄くらいの暑さだ。

3月20日(水)
3月21日(木)
3月22日(金)
3月23日(土)
いやあ早いもので
今日が今月最後の自宅のお稽古日。
うわっ、早い。
もうおしまい
あとは来月。

というわけでたくさんのお弟子さんが詰めかけてくださっていて、
たくさん弾いているわけてあります。
ああ、ありがたいのだ。

3月26日(火)
昨夜
家元と飲み過ぎた。
ということで
本日は大変な二日酔い

こんな二日酔いは久しぶりだ。
午後から稽古なのだが
とても大変だった。
午後4時くらいに
やっと回復。
あともう少しやれば
稽古が終わる。

終わったら
また
飲んじゃうな。


3月27日(水)
あの一杯のビールを飲むのが
精一杯だった。

やはりきつい二日酔いだったのだ。
家元と飲むとよくないなあ。

お風呂にゆっくり入って
寝た。
早寝が一番である。

今朝は元気だ。

3月29日(金)
昨夜、栃木県にやってきた。
今日は桜満開の中でゴルフなのだ。

3月31日(日)
7時に宇太がうるさいので一度起きた。
まだご飯早いよー
と言って再び寝た。

また宇太がベッドに上がってきて
僕を起こした。
10時30分だった。

わっ
起きなきゃ
よく起こしてくれたじゃん
偉いぞー

ニャー

すぐにご飯をあげた。
まだ早いよと言ってから
三時間以上も黙って待っていたのか
と思うと
気の毒だ。

昨夜の夜ご飯は
どこに食べにいくかと走りながら二転三転した。
結局
焼肉屋さんで
クッパメインで食べようと。
僕は焼肉って感じじゃなかったし。
娘は
私一人で焼肉してていい?
と言った。
なんだか気の毒になって
好きなだけ食べなさいな
と言った。

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