青?裸々な日常
2008年8月1日~
第154号  浴衣会のようなもの。



8月1日(金)
稽古日。
今月「浴衣会のようなもの」をやるので、その練習が今日から本格的に行われました。
あたしゃ、ヘトヘトです、あははは。


8月2日(土)
今日は土曜日だったのですな。
稽古日ですが、夕方で終了して、ちょいと打ち合わせに行きました。
久しぶりに会う友達。
「仕事の仲間」なのか「仕事を一緒にする友達」なのか、
区別をしなければツライこともあると彼は言いました。
それを聞くと、なるほどと思ったりもしますな。


8月3日(日)
稽古日三連チャン目。
さすがに今日は7時には起きられなかった。
身体がギシギシ言っている。
楽しいことはある。
お弟子さんたちがみんなで一緒に稽古をしている姿を見ることだ。
それぞれが一生懸命稽古している姿というのはいいものだ。
それでヘトヘトになるというのは師匠冥利に尽きるのかも知れない。
暑い中、稽古場まで通ってきてくれるんだもんなぁ。
明日は、予定が変更になり、朝寝ができる。
目が覚めるまで寝てみよう。


8月4日(月)
本来、浜松の稽古日になっていた今日。
スケジュールの都合で浜松の稽古が中旬になり、ポッカリと休日が訪れた。
うふふふ、こんなことってあるのか。
休んでいいと言われるとどうしていいかわからない。
もちろん全休ではない。
ウチの猫の宇太をサマーカットのために動物病院に連れていくという仕事がある。
ん、それって、仕事か?
ま、まぁ、いい。
なんかないとな。
9時すぎに起きると娘が学校のプールに行くとこだった。
コーヒー飲んでボーっとしていると娘が帰ってきた。
テ「お腹は?」
娘「ペッコペコ」
テ「じゃ、おばちゃん(西台大勝軒)とこに行こうよ」
娘「えー、ラーメンじゃなくてガツンと食べたいんだけど」
テ「ご飯ものだってあるさ」
娘「じゃあ餃子とご飯にする」
テ「野菜炒めだってあるぞ」
娘「餃子とご飯にする」
テ「肉野菜炒めがあるぞ」
娘「だから、餃子とご飯にする」

大勝軒で食事のあと、ちょいと買い物やらなんやらして帰ってくると
1時半。
テ「眠たくなったよ」
娘「アドワーズ(ゲーセン)行こうよ」
テ「寝てからな」
娘「メダル出さないと一ヶ月たっちゃうからさ」
テ「うん」
娘「2時だよ、行くよ」
テ「寝てないよまだ」
娘「いいから」
テ「宇太を連れていかなくっちゃ」
娘「何時なの?」
テ「3時に病院」
娘「まだ2時だよ」
テ「そっかぁ、今行きたいのか、君は。宇太を預けてからの方がたっぷり時間があるっていうのに、まったく、子どもってのはしょうがないねぇ、そういう損得勘定が出来ないんだねぇ、行くとなったら、今すぐ行きたいんだよねぇ、わかるよわかるよ。今行きたいんだろ?」
娘「うん」
テ「宇太を預けてからの方がたっぷり遊べるだろ」
娘「その保障はあるの?」
テ「だってそうだろーよ。今行ったって30分くらいしか遊べないぞ」
娘「・・・・・」
テ「でも、今行きたくなっちゃったんだよな」
娘「うん」
テ「ハハハ、ここが俺のスゴイところだ。子どもをねじ伏せて昼寝してもいいのに、今ゲーセンに向いてしまった娘の気持ちがわかる、そしてそれをかなえてあげられる、なかなか出来ないよー。この小一時間の間に駅の向こうのゲームセンターに連れてってやるんだものな。おいお前、良い父親を持ったな」
娘「はいはい」

ゲ「ジャックポットでございまーす」
テ「なになにっ、いっぱい出てくるのかい?」
ゲ「はい、834枚出てきますから、おめでとうございまーす」
娘「なんにもしなくていいんですか?」
放送「おめでとうございます、只今ブルーのジャックポット、ジャックポットで、834枚大当たりでございまーーす」
テ「ひゃっほーーー」
娘「無邪気やなぁ」
テ「やったーーー」
娘「なんにもしなくて出てくるの?」
テ「ああ、今はなんにもしなくていいらしいぞ。だって放送でお兄さんがジャンジャン訴えてるだろー、おめでとうございまーすって。ということは、珍しいんだよきっと。大当たりなんだよ。とにかく834枚がブワーっと出てくるんだ、ヒャッホー」
娘「なんにもしなくていいの?」
テ「いいんだよ」
娘「ヤッター」
テ「あははは、しかしお前、そんな、石橋を叩いて渡るような喜び方すんなよ」
娘「たたかないだろ、石橋なんだから」
娘「一銭も使わなかったね」
テ「メダル出して増やしただけだもんな、はははは」
娘「来てよかったでしょ」
テ「ああ、良かったよ。お前が行きたいって言った時に、よし行ってやろうと決断した俺はエライ」
娘「結局自分かよ」
テ「これ以上やると宇太を連れていけなくなるから、サッと帰ろうぜ」
娘「うん」
テ「え?まだやりたいんだろ?いいのか?お前、そういうとこが惜し気がないなぁ」
娘「え?」
テ「だって、子どもならもっとやりたがるだろ」
娘「だって連れていかなかったら宇太がかわいそうじゃん」
テ「はい、そのとおりです」
娘「さ、とーちゃん行くぞ」

その後、宇太を病院に連れて行き、見事にサマーカットされて帰ってきました。
伽「なんなのよ、みすぼらしくなっちゃってさ、シャーーー」
宇「エッ?ナンダカスズシイ」
伽「また、夏が来たのね」
もっと早くサマーカットにしてあげれば良かったんだけど、なかなか時間がなくて。
今まで暑かったろうなぁ宇太。
とにかく、8月4日、やっと彼の夏が来たのでした。


8月5日(火)栃木。
とあるゴルフ場。
志「今日明日はミクシィ無しだからな。撮影しないでいいからな。」
テ「はい。じゃそこで構えてください」
志「やかまし!」
ということで
志の輔師匠とご一緒させていただいています。


8月6日(水)栃木帰りの車内
J「テツクロさん、ミクシィ書いたんですか?」
志「この二日間はミクシィは禁止って言ってあるからな」
J「そうなんだ」
テ「うん。だから『この二日間はミクシィ書くなよっ』て志の輔さんに言われたとアップしておいた(笑)」
志「ははははは」
無事に帰宅。


8月8日(金)大阪。
んっ、大阪に行くんじゃん。
飛行機何時?
8時じゃん。
せわしないなぁ。
よっこらよっこらと羽田へ。
大阪で稽古して打ち合わせして。
とにかく早く寝ましょう。
疲れが全然とれないし、頭ん中、「ひとり大劇場」のことでいっぱいだし。
アタシャ、どこにいるんだろーーーーって感じ。


8月9日(土)伝の会 大阪の屋形船ライヴ。
んっ、どこだ?
あ、大阪のホテルじゃん。
なになに?
今日はなに?
わっ、屋形船じゃん。
昨年やって好評だった、「伝の会大阪の屋形船ライヴ」じゃん。
何時から?
んっ、わっ、お昼からじゃん。
なんか寝た気がしないんだけど、出かけなくちゃ。
邦さんに会う。
わっ、くさっ!
酒飲んでるじゃん。
まだ昼だぜ。
なに?
二日酔いっていうか、まだ酔ってる?
4時まで飲んでた?
俺よかスゴイ人がいるね、どうも。
さすがだね兄貴。
大したもんだよ。
これから船にホストとして乗るのに、大した度胸だ、ん、さすがっ!
いやいや、今年の大阪屋形船ライヴも、めっちゃめちゃ楽しかったです。
とにかく、弾いて唄って。
超満員のお客様もうれしかったです。
その後は、昨年同様、カラオケで「邦寿歌いっぱなしの3時間」を。
いやいや、歌う歌う、あははははは。
そして、その晩は淀川の花火大会。
スタッフのお家からよく見えるというので、皆で押しかける。
当然ワタクシは途中でダウン。
2時間たっぷり寝てたらしい。
夜中にホテルに帰る。


8月10日(日)
大阪のホテルで目覚めました。
チェックアウトして、そそくさと関空へ。
時間がないぞーーー、急げーーー。
乗り遅れたら厄介だぞーーーー。
あわてて行ったが、出発時間に飛行機がいない。
なんじゃい。
かなり遅れて出発。
一眠りしたら羽田に着いていた。
ヨッシャー、リムジンに乗れーーーー。
20分で着いたところはディズニーシー。
なんで、ディズニーシーなんだ、と。
とにかく、今日はディズニーシーに行く日になっているのです。
だから来たのです。
まぁ、関空からディズニーシー来るのは別になんてことないでしょうがね。
気になるのはね、僕、お三味線持ってるってことですよね、あはははは。
ま、いいいい、細かいことは。
とにかく友人と家族と合流して遊ぶのだーーー。
ヤッホーーーーっっっ!!


8月11日(月)
なんとか目を覚まし稽古場の掃除。
10時よりお稽古開始。
23日に「浴衣会のようなもの」をやる。
大したものではない内々の、
昔で言う「お月浚い」のようなものだ。
お弟子さんたちで集まって、ただ飲んでもなんなので、まぁちょっと弾いたりしまひょかという感じのもの。
その稽古が今月に入って熱を帯びてきた。
主軸の鉄駒・鉄六も稽古のたび、朝から来て手伝っている。
わっさわっさと稽古をしていると
駒「師匠、そろそろお弁当買ってきましょうか?」
テ「えらいっ!そろそろ限界だったのだ。よくぞ見抜いた。よく育った。センセはうれしい!」
駒「ありがとうございます。ただ、私がお腹減ったもので」
みんなでお弁当を食べ、次から次へと来るお弟子さんと稽古をしていく。
ちょいとした合宿のようだ。


8月13日(水)志の輔のこころみ。
富山のてるてる亭へ。
猛暑だ。
志の輔さん、昼夜の熱演。クタクタでおいしそうにビールを。
志「気をつけて帰れよ」
ホテルに着いたら0時すぎ。


8月14日(木)
5時30分に起床。
富山空港7時5分発の全日空で帰ってきた。
家に着くと、娘がまだ寝ていた。
ますのお寿司をもらったことを思い出した。
テ「ます寿司食べるか?」
娘「うん。マスってオレンジのやつでしょ」
テ「よく知ってるなぁ」
娘「『しみせ』って書いてあるんでしょ?」
テ「ん?しにせだよ」
娘「え?しみせ?」
テ「しにせ」
娘「しにせって読むの?」
テ「そうだよ」
娘「うっそー。ずーっと『ろうほ』だと思ってて、こないだテレビで『しみせ』って言ってたから、ああそうなんだと思ったのにーー」
テ「はははは」
テ「ナイフがついてただろ。あ、これこれ」
娘「なにー、しみせにしちゃあ、あっさりしたナイフだねぇ」
テ「しにせだよ」
娘「あー、わかんなくなってきたー」
テ「お弁当みたいなものだもの、すぐ食べられるようにさ」
娘「打ち上げ的な?」
テ「なんだよそれ、お弁当だよ」
娘「打ち上げで食べるみたいな」
テ「ま、まぁ、打ち上げでお弁当食べるときもあるけどさ」
娘「あー、なんかわかったよ」
娘「3時半だ」
テ「なにが?」
娘「ホラ、お寿司がさ」
テ「ああそうか」
娘「12歳になって初めての食事がますの寿司なんて贅沢だー」
今日は娘の誕生日なのだ。
ま、これでいいのだ。


8月16日(土)志の輔らくご ひとり大劇場。
15日16日の三公演。
昨年同様、今年も「ひとり大劇場」です。
悩んで考えて、悩んで考えての連続の数日間でした。
志の輔さんと同じ舞台に出るというのは、とてもとてもプレッシャーが大きいですしね。
ご飯も喉に通らない感じではありました。
いやぁ、事故もなく無事に終わりました。
そして、いつものように志の輔師匠は素晴らしかった。
バンザーーーイ!!


8月17日(日)
昨日の疲れもなんのその。
10時から稽古。
23日の「浴衣会のようなもの」が迫っているので、名取一同も早々と集合し、お弟子さんと合同練習。
お昼には、買出し班(今日は私でした)がお弁当を買ってくる。
まるで合宿のよう。
午後10時すぎ終了。


8月18日(月)伝の会 三軒茶屋。
夕方、三軒茶屋へ。
キャロットタワーで伝の会をやるという企画。
打ち上げではあっさり帰ろうと思ったのに、なんだか盛り上がってしまい、気がつくと2時。
えっ?


8月19日(火)浜松
ふー、今日は浜松の稽古日だ。
先月お休みしたので、なんだか久しぶりな感じ。
稽古場に借りている料亭に、お弟子さんがコーヒーをポットに入れてこっそり持ってきている。
お世話になっているNさんが紙コップを持ってきてくれる。
さっそく、コーヒーをいただく。
テ「あれ、なんかヘンだぞ」
N「どうしたんですか?」
テ「なんか、コップに香りがついてんだよな」
N「あ、お線香入れてた引き出しに入ってた紙コップだからかな」
テ「おいおい」
弟子M「そうそう、お線香の香りってすぐついちゃうんですよねぇ」
テ「コラコラ、そっちに行かないでさ」
I「りんごなんかすぐついちゃうよ」
テ「りんごって」
M「そうそう、つきますよねぇ」
お弟子一同お線香の話で盛り上がる。
ま、いいか。
ちょいと我慢すりゃあいいんだからな。
コーヒーを飲むたんびに尊い気持ちになりながらのお稽古。


8月20日(水)三味線にトライ! & 志の輔らくご 巣鴨四丁目落語会。
厚木市文化会館へ。
「三味線にトライ!」の一日目。
子どもたちがんばる、僕らもがんばる。
小田急線でグッスリ寝て新宿へ。
山手線でそこそこ寝て大塚へ。
都電では寝ないで庚申塚へ。
スタジオフォー到着。
志の輔らくごスタジオフォーです。
おいしそうに広東麺を食べる志の輔さん。
今日は生志さんがいらっしゃるという。
志「口上のようなものをやって、テッチャンたちも出てな。豪華じゃーん」
そして打ち上げ。
ホッとする瞬間。
志「あ、お前の会(9月5日『テツクロの会』)宣伝するの忘れた」
そう思って戴けただけで幸せでございます。


8月21日(木)三味線にトライ! & 志の輔らくご 21世紀は21日。
「三味線にトライ!」二日目。
子どもたちがんばった、僕らもがんばった。
みんな良い笑顔だった。
ロマンスカーでぐっすり寝て新宿へ。
志の輔さんの安田の会。
ヒロさんと会えるのも楽しみ。
そして打ち上げ。
ビールがスーッと喉を通っていく。
うーむ、二日で4つの仕事。
それぞれ、中身が濃かったなぁ。


8月23日(土)浴衣会のようなもの。
夏に一度、お弟子さんで集まるか?
一同で食事でもするか?
みんな集まれる?
じゃ、ただ集まるのもなんだから、ちょいとお三味線弾こうか?
みたいなノリで「浴衣会のようなもの」をすることになりました。
一人一人出し物をするのでなく、みんなでワーッと弾くみたいな。
今日がその当日。
お弟子って自分の子ども。
一人一人が大事な子ども。
たとえ僕より年上であっても。
邦さんも来てくれてメチャメチャ盛り上げてくれた。
さすが兄貴。


8月24日(日)ちょんまげライヴと屋形船。
毎夏に行われている、伝の会ファンクラブのようなもの「ちょんまげ倶楽部」の限定ライヴ。
今年は、正午から南青山のおっしゃれなレストランで行われました。
料理がウマイ。
演奏も盛り上がる。
いやいや、楽しゅうございました。
そして、夕方に僕と邦さんは、勝どき橋に移動して伝の会屋形船ライヴへ。
大雨になるとの予想でしたが、幸いなことに全然大丈夫。
ほとんどの方が、伝の会初体験。
伝の会は皆様にどう映ったかは心配でありますが、こっちは楽しかったです、あはははは。
そして打ち上げ。
考えてみたら正午からお酒をたしなんでいるのら。
さすがに邦さんも僕もホッとしましたな。


8月26日(火)長唄二題の会 納涼公演。
久しぶりに獅童くんとこの稽古に。
獅童くんの三味線が破けていた。
思えば、この稽古三味線、彼がお稽古を始めるために買った品。
いつだったかなぁ?
まだ獅童くんが小学生だったかなぁ。
25年前って感じかしら。
何度かは張り替えているが、今日、破けているのを見て、ふと、そんなことを思い出した。
20歳からこの世界に入った僕も、今年で芸歴28年。
自分では遅いスタートだと思っていても、もう28年。
ああた、立派な専門家よねぇ。
そんな遅いスタートの僕にも、仲の良い後輩たちが出来、
今日は彼らがやっている「長唄二題の会」に出演させてもらうことになったのです。
「怪談むじな」。
剛二郎くん作曲。
いやいや、よく出来た曲ですわ。大したもんだなぁと思いますよ。
ちなみに作詞は三七郎くん。
こちらも大したもんですわ。
その「むじな」を弾かせてもらったのではなく、唄わせていただきました。というより喋らせていただきました。
とても良い作品なので、またどこかでできたらなぁと思っています。
もう一つは「船揃」。
これは弾かせていただきました。
楽しかったです。
たくさんのお客様に来て戴けました。
御礼を申し上げます。


8月27日(水)
一日中稽古でした。
ふーーー。


8月28日(木)那覇。
夜中に大雨になったような。
朝出かけるとき、できれば傘を持って行きたくないなぁと思っていたら、
チラッと雨がやんだので、それーーっとばかりに地下鉄へ。
そして気がつけば那覇。
ピーカン。
カラッとしてますなぁ。
しかし羽田は混んでいた。
用事を済ませ、大勝軒に行き、ホテルで昼寝。
先月から、お稽古と一人ライヴという構成になった那覇。
ドキドキものですが、なんでもやらせていただくことが幸せなことだなぁと思っております、感謝感謝。


8月29日(金)
朝のニュースを見ると、各局、本土の大雨の悲惨さを伝えている。
飛行機は相変わらず満席。
羽田に着くと、まぁ、良い天気。
ラッキー。
とっとと帰宅。
明日は、神戸に行く。
どんな天気なんだ?


8月30日(土)神戸。
昨日の午後にここへ戻ってきたのだ。
という、羽田空港に朝の7時に到着。
雷雨が気になっていたが、どうやら午前中は大丈夫ということで、
飛行機も無事に飛ぶらしい。
神戸空港まで1時間。
9時すぎには到着。
良いお天気だ。
しかし、この神戸空港は良い。
なんだか、どっかの島の空港に来たみたいで、こじんまりとしてて。
時間があるのでコンビニでガム買ったりして。
そんなのどかな空港。
その後のんびりと三ノ宮へ。
和三千紘さんの浴衣会なのです。
今日が下ざらいで明日が本番。
夕方に下ざらい無事に終了。
ハァー良かった良かった。
これで一安心。


8月31日(日)
7時30分。
T「朝食やけど、どうする?まだ寝てる?」
という電話で起きる。
アレッ、目覚ましセットしないで寝ちゃってたのか。
あわてて朝食場所へ。
昨夜遅くに食べたハンバーグがまだお腹にあるぜ。
ほとんど食べられず。
そうなのだ、昨夜は22時くらいに解散になったのだが、
Tさんが「ステーキが食べたい」と言い出したのだ。
なんで、この時間からステーキ?
ワタシより11歳年上の、このお方はやたらに元気なのだ。
で、ホテルのステーキハウスに行ったら終わってた。
普通なら、「じゃやめよか」となるところだが、そんな軟弱な方ではない。
「○○まで行こうや」
と言い出した。
「アツシさんもいっぺん連れていきたかったんや」
ま、そう言われればついて行きますわな。
店「あらT先生ー」
そして僕を見て「初めまして、いらっしゃいませー」
T「そうそうこの人初めてね、こう見えてもお師匠さんなんよ」
・・・・どぉ見えてんだ。
T「どぉ?アツシさん、食べられるものある?」
テ「大丈夫ですよ。ハンバーグかな」
店「はい、ハンバーグはぜひ召し上がっていただきたいですわ」
H「アタシは・・」
テ「アタシはじゃないだろ。この時間だ、一人一品ってんじゃなくてみんなでつっつこーぜ」
H「はい。じゃ、スパゲッティ・・・」
テ「はい、ペペロンチーノだな」
H「どーしてわかる」
テ「顔に書いてある」
T「あとサラダとかね、いろいろたのもー」
Tさんとも久々に会ったので話すことはたくさんある。
もう、25年からのつきあいだ。
アッという間だったなぁ。
T「アツシさんが48(歳)になるなんてびっくりよ」
テ「初めて会ったときは、俺がハタチ、Tさんが31だ」
T「へぇ、若かったんやねぇ」
テ「孫が4人だってね」
T「そうなんよ。そんでな・・・・・・」
話はつきない。
僕もTさんも、Tさんの弟子のHも、みんな和佐次朗さんの弟子。
未だに、和佐次朗さんがそこにいるような会話をする。
亡くなって今年で10年。
やっと泣かなくなったかな。
さて、そんな濃い夜を過ごした翌朝の食事はあんまり食べられない。
当たり前か。
身体気をつけろよ。
元町のなんとかいうホテルのようなところで浴衣会。
夜になりそうな頃、無事に終了。
紘子(和三千紘師)さんとこのお弟子さんとは仲良くさせていただいている。
伝の会神戸編のお手伝いから松永会のお手伝いから。
もう古いお付き合いだ。
この3年。
毎年浴衣会に呼んでもらっている。
お弟子さんたちの上達が手に取るようにわかる。
僕もうれしい。
そして事故がなく終わったことに安堵した。
カンパーーイ。


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